交流会と合同同期会

関西支部では、期を越えた同窓生の交流と、同期会の開催のきっかけを提供する目的で交流会を行っています。今回は趣向を変えて、その交流会に続いて合同同期会を行うことを企画しました。

交流会は、大阪駅前の貸会議室で8期生の阿曽沼慎司氏をゲストにお招きして行いました。阿曽沼氏は現在、京都大学理事としてご活躍中ですが、それ以前に厚生労働事務次官、京都大学iPS細胞研究所特定研究員などの経歴をお持ちであることから、当日は、iPS細胞に関する話題を中心にご講演いただきました。たとえば、iPS細胞の再生医療への応用を考えた際の課題やリスク、また、創薬分野への大きな貢献が期待されることなど、なかなか報道されることのない実情も含めてわかりやすく説明していただきました。それ以外にも、ご自身の出身大学でもある京都大学の良さや、大学の現状への危機感を熱く語られたのが印象的でした。講演後の質疑では、一般的な質問だけでなく、幾分専門的な質問などもあり、大いに盛り上がりました。

合同同期会はビアホールで行いました。多くの期において、同期の出席者はさほど多くなかったので同期会的な雰囲気は少なかったですが、その分、期を越えた交流ができたように思います。

今回の参加者数は、交流会が51名、合同同期会が57名となりましたが、これまでとは異なり、大学生の皆さんの参加が多くありました。これに関しては、本部からの卒業生に関する情報の提供に基づいて活動を行った成果だと思います。その一方で、今回は、各期の支部委員を介して広報を行いましたが、それが行き届いていない期もあったようで、翠友会のHPで知ったという方もあり、広報の方法に関する課題も出てきました。

                                 翠友会関西支部副支部長

三宅秀芳(13期)

 

関西