フランシスコ教皇の日本来日の余韻が残る中、11月30日(土)に第36回イエズス会校同窓会連絡協議会(JJHAF)が六甲学院生徒研修所(神戸市)にて開催されました。

 まず今回の主催者である六甲伯友会の石光一郎会長より開会のご挨拶があり、出席者の紹介に引き続きJJHAFの創設に携わられた六甲伯友会の長森顧問(学院の曽根元校長と同期だそうです)よりJJHAF初期のエピソードも交えながらご挨拶いただきました。

 各校同窓会の近況報告では周年記念事業、ホームページの運営、会費、名簿等についての報告があり、意見交換も行われました。

 続いて上智学院の佐久間勉理事長より、『4校が「イエズス会学校」として発展するためには』と題し「カトリック・イエズス会センター」の設置や養成部門、研究部門の活動など法人合併の目指すところについてお話しをいただきました。

 続いて上智学院の李聖一神父からWUJA(イエズス会学校同窓会世界連合)の日本支部設立構想と、東ティモールをはじめとするアジアのイエズス会学校の卒業生の留学支援としての基金創設のご提案がなされました。

 関東のJJHAFが主催した「イエズス会姉妹校4校長パネルトーク」について、延べ100名の参加があり4校の交流が深まった旨の報告があり、今後も支援していく方向で一致しました。また、次回JJHAFの開催もその流れを受けて東京で開催することで同意し、会議は終了しました。

場所を移しての懇親会も開催され、六甲学院の古泉肇校長より「4校のつながり、ワンチームで」との乾杯のご挨拶でスタートし、4校のカラーの違いも感じながら非常に愉しく、今後の同窓会活動への活力をいただくことが出来て、有意義な会となりました。今回の関係者の皆様に感謝申し上げて、ご報告とさせていただきます。

(26期 本部事務局次長 福田哲也)